デスクトップに何も置かない

パソコン整理術

こんにちは!
社内SEのパオです。
IT&整理整頓について書いています。

シリーズ「究極のPC環境を目指して無駄を削ぎ落とす!」
https://it-and-seiriseiton.com/powerful-yet-minimalist-pc/

今回は「デスクトップに何も置かない」です。

デスクトップに何も置かないメリット

デスクトップに何も置かない最大のメリット、
それは、

↑↑これと、

↑↑これなら、こっちの方が壁紙の綺麗さを楽しめます。
そして何よりスッキリしてますね。(^_^)

デスクトップにフォルダやファイルを置かないと操作ができない、と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。
むしろ、便利です。

その方法をご紹介いたします。
※本記事は「Windows11 HOME 23H2」を基に作成しています。
 

まずはデスクトップのデータを退避

「エクスプローラー」の「アドレスバー」に「C:\Users\%username%\Documents」を入力して「ENTER」キーを押下します。


または、下図の操作を行ってください。


どちらの方法でも「ドキュメントフォルダ」に移動できます。

「ドキュメントフォルダ」に移動後、
マウスを右クリック→「新規作成」→「フォルダー」をクリックします。


フォルダの名前を好きなものにして下さい。
(本記事では「HOME」で進めます)

デスクトップのデータ(ファイル、フォルダ)を全て、先ほど作成したHOMEフォルダに移動します。
※注意!!
 ・この時、必ず「切り取り」で実行して下さい。
  「コピー」では同じデータが2つできてしまいます。
 ・「ごみ箱」は移動しません。
「ごみ箱」以外のデータを選択→右クリック→ハサミマークをクリック。


「HOME」フォルダにクリップボードのマークで貼り付け。
(ショートカットキーの「Ctrl」+「X」→「Ctrl」+「V」でも同じです)
(マウスでつかんで動かすのも同じです)

 

ショートカットフォルダの作成

「STEP_01」の方法で「ドキュメントフォルダ」に移動します。
「HOME」フォルダを右クリック→「その他のオプションを確認」をクリック。


「ショートカットの作成」をクリックします。

 

作成された「HOME – ショートカット」を右クリック→「プロパティ」をクリックします。

 
「アイコンの変更」をクリックして、好きなアイコンを選択して、「OK」ボタンをクリックします。


※好きなアイコンが無ければ、
 「このファイル内のアイコンを検索」に「%SystemRoot%\System32\SHELL32.dll」を入力して、「Enter」キーを押下します。

 
より多くのアイコンが選択できます。
下図では赤枠のアイコンを選択して、「OK」ボタンを押下します。

 
プロパティ画面の「リンク先」に下記の文字列を入力します。
「C:\Windows\explorer.exe “C:\Users\%username%\Documents\HOME“」
※「explorer.exe」と「”C:\Users」の間に半角スペースが入っています。
※ご自分で好きなフォルダ名に変更した場合は「HOME」ではなく、そのフォルダ名にして下さい。

「OK」ボタンを押下します。

 
作成したショートカットファイルをマウスでタスクバーに動かします。

 
タスクバーのアイコンをクリックすると下図の様に「HOME」フォルダが起動します。
(今までの手順で設定しないと、ただ「エクスプローラー」が起動するだけになってしまいます)

 
下図の様な形式で「HOME」フォルダを整理します。

 

「ごみ箱」を非表示に設定

デスクトップの何も無い所で右クリック→「個人用設定」をクリックします。

 
「テーマ」をクリックします。

 
「デスクトップ アイコンの設定」をクリックします。

 
「ごみ箱」のチェックを外します。
「OK」をクリックします。

 

まとめ

これまでの操作でデスクトップに何も置かない環境を作れました。
※下図はダークモードONの状態です。
 ダークモードについては別途、ご紹介します。

パソコンのデスクトップはまさに、机と一緒だと思います。
机の上に余計な物が無く、整理された状態だと作業がすごく捗ります。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。

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